中に入れない
桐野夏生の「IN」が朝刊の書評に載っていた。
桐野さんの「メタボラ」ですっかり魅了されてしまった僕としては、名前を見るだけで、かなり興奮する。
ところで、この1週間近く、ブログにアクセスできなかった。中に入れなかった。
原因は、PW(パスワード)の記載を求められ、先日変更したPWを忘れてしまったことにある。変更したこと自体忘れていた。
そこにあるのに、塀の向こう側が見えているのに入れない(CAN NOT IN)ことはストレスとなる。
そういえば、先週からホスピスを探している。
多くの病院は、相談室や地域連携室という初期受け入れ(相談)体制を持っている。
そこでは、患者や家族の悩みや混乱した状況を整理し、次に繋げることをする。電話での相談があるので、受け入れや情報収集、課題の整理は難しい。
多くの病院のソーシャルワーカー(MSW)は、冷静に情報を整理し、次にすること、できることを提示する。
病院にはすぐに入れないのに、「この病院の玄関に入り、ソファーに腰を下ろしたような」楽な気持ちになれる。
しかし、「相談体制はありません」という病院があった。
その病院は、かなりの税金が投入され、経費の削減を進めている。医療体制は整っているといわれるが、玄関には無駄なソファーはない。
また、「・・・の人は受け入れが遅くなります」と、患者を限定する病院がある。
その病院にはソファーが置いてあるが、そこに辿りつくまでには、様々な条件をクリアしなければならない。
中に入れないことが困るのではない。
入れないという気落ちを何処に持っていっていいかわからないことが大きなストレスになっている。



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