
絵本「こよみのこよみ」 詞・曲あ=和田誠、絵=湯村輝彦・和田誠
この本は、湯村輝彦さんが、湯村暦(こよみ)ちゃんが3歳のときにプレゼントした本だ。
暦ちゃんの誕生日に、1月から12月まで歌のカレンダーを作りました。1月は「あたらしいカレンダー」、2月「ゆき」、3月「はな」、4月「こよみがわらうと」、5月「おやすみなさい おひめさま」、6月「あめ」、7月名作「どうして」と続く。
歌は、詞・曲を書いた和田誠夫人の平野レミさんが歌っている。
自分の子どもの誕生日に曲を作りプレゼントすることができるなんて素敵だ。
素敵といえば、昨日ETV特集「もういちどつくりたい」という番組をみた。
福岡に住む、RKB毎日の元ディレクター木村栄文さんを追いかけた作品だ。栄文さんは、ドキュメンタリー作品を何本も取り、その道では多くのテレビ・マンから尊敬されている人だ。その栄文さんが14年前からパーキンソン病に罹り、病気を抱えながらも「もう一本」作品を作りたいと苦闘する。
その作品とは、障害を持つ我が子を撮った「アイラブ優ちゃん」の「その後」を纏めようと構想が練られている。優ちゃんは、6年前に脳梗塞により亡くなっている。その子により、励まされ、生かされ、ドキュメンタリー作品が出来てきたと考える栄文さん。また、充分に世話をしてあげられなかったと悔やむ栄文さんにとって、どうしても残しておきたい作品だった。
栄文さんにとって、残りの人生は、作品を作り上げることだけのためにあるように見える。その気迫と、その執念がすごい。
執念といえば、今村昌平がなくなった。今村作品は「神々の深き欲望」以後だいたい見ている。久しぶりに「赤い橋の下のぬるい水」を見た。今村75歳の作品である。
年を重ね、自分のやるべきことを持ち、執念と呼べるような情熱を持ち続けられることは素晴らしい。
それにしても、清水美砂はいい。
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