カテゴリー「社会福祉士日記」の545件の記事

2009年12月 8日 (火曜日)

おしゃべり

86歳のおばあさんにインタビューをしていたら無駄なおしゃべりの方が長くなってしまった。

この仕事の楽しいところは、知らない人の話を聞けることだ。

つい、戦前の話しになり、戦後の話になった。

僕は戦争を知らない世代であり、戦後の混乱期も知らない。知らないけれど見たように話ができる。

記憶で話をするわけではない。

その人の世界にちょっとだけお邪魔する。

人間の物語であるのだから、想像できる。アリの世界だって想像する人がいるくらいだから。

それに、想像して描いた世界の方が実際の体験や経験よりリアルであることだってある。

おばあさんの物語は、ずっと続いている。若い頃があり今があるのではない。生まれてから今までの人生はずうっと流れている。つながっている。

だから、昔の話は今の話であり、今の話は昔のことだ。

それが分かれば、何を話したいのか、何を聴いてほしいのか、ちょっとだけ分かるような気がする。

目が輝く。

それは、昔を懐かしんでいるのではなく、明日を夢見ているのだと思う。

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2009年12月 1日 (火曜日)

組織の理論

病院のソーシャルワーカーと転院について話し合う。

SWは、「転院先が見つかった」という。

しかし、別の病院を含めて照会して欲しいと思う。

でも、相手の病院との関係もあり、こちらの病院の都合もあるからという。

その都合の中には患者は入っていない。

専門職は、スムーズに組織の目的に沿って仕事をする。病院であれば、短期に患者を回していくことが経営上求められるスキルだろう。

でも、どこかが違うと感じる。

在宅できない程の状態である患者をどうして転院させる必要があるのか、理解できない。それは組織の理屈であり、社会のシステムであるから。

そのシステムを疑うことをどうしてしないのだろうか。

そういう言葉をききたいがために、少しごねた。

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2009年11月24日 (火曜日)

大阪

大阪に来ている。

一昨日、京都を回り、奈良に、そして大阪。

奈良では鹿にしか会わなかったが、大阪は人が多い。

昨夜は、吉本の若手のおしゃべりを聞いていたが、まったく理解できなかった。何しろ阪神の選手の話ばかりで。

大阪人は、人生を阪神に重ねて考える癖ができているのだろう。

そういえば、梅田の路地を歩いていた恋人の会話もすごい。

女性「寂しいねん」

と、言うなり、自分がどんなにさびしいかを切々と語りだす。

すると、男性が

「何を言うねん。お前は子どもか。阪神がこんな状態でも俺たちは我慢しているねん。それに比べたら、そんなん辛抱できるやろ。人生は辛抱や」と。

こう言い放つ男性の瞳は光っていた。

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2009年11月17日 (火曜日)

有料病院

豪華な病院を見学した。

豪華さと共に人の多さ、行き届いている教育に驚いた。

病院や施設に行くことが多いが、どこも人で不足を嘆いている。

しかし、この病院ではスタッフが笑顔でゆったりと仕事をしている。この違いはどこにあるのか。

それは費用である。

個室、特別室などの差額ベッドが中心となり、その負担できるの患者が入院している。

つまり、有料病院だ。

治療優先というより、生活優先の病院というわけだ。

病院は診療報酬で経営する場合には、国のコントロールができるが、診療報酬に頼らないで独自の経営スタイルを築いた場合には、このような経営ができる。

当然、年金だけでは入院ができない。

かなりの貯金や収入のある人だけが入院できる。

格差は、病院にも確実に訪れている。

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2009年11月16日 (月曜日)

11月23日の夜

11月22日奈良、23日大阪に泊まる事になりました。

23日の大阪の夜、予定が空いたので、大阪在住の読者がおりましたら一緒に飲みませんか。

宿泊は、ホテル・ザ・ルーテルです。

メールをお待ちしております。

少しなら遠征いたします。

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2009年11月10日 (火曜日)

納得できない

クライエントと話をしていて「納得できない」と言われたり、納得していない表情をされることがある。

そんな時、説得や誤魔化しをしても何にもならない。

その場をやり過ごすことはできても、二人の関係はよくならない。

特に、判断能力が落ちている人に対しては、もっと時間をかけて話をすべきだと思う。

うそをつかないということも大事だが、ホントウのことを話すことが重要だ。ホントウのことというのは、沢山ある。

コップを見て、「横から見れば長方形に見える」、「裏は丸に見える」、「水が入る」し「ビールも入る」、「ガラスでできている」、「触ると気持ちいい」かもしれない。

どれも事実だ。

それにうそをついていない。

納得ができない人の、今は「納得したくない」という事実を大切にする必要がある。

でも困るでしょ?

と言われる。

でも、困るのはクライエントではない。

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2009年11月 9日 (月曜日)

施設案内

福祉施設を案内してもらうことがある。

案内とは、そこでどのようなサービスを行っているかを紹介することだと思っている人が多いが、本当にそうだろうか。

案内する人(施設の人)は、見学に来る人は皆、施設の全てを知りたがっていると思っているようであるが、そんなことはない。

ちなみに、「何が見たいですか?」「どこが見たいですか」と聞いてください。

そして、「その、どんなところを詳しく見たい(知りたい)ですか?」と。

そうすると、初めて来た人にとって「よく分からない」と答えるだろう。

つまり、見る前に(見せる前に)話をよく聴く必要がある。人は、興味がある、関心があるところを見る(見せる)場合に、満足度が高くなる。

だから、

話を十分に聞いた後では、見学しなくてもよくなるかもしれない。

話に聞いたことを見学で確認することができるかもしれない。

壁にある「あれ」は、実は「あれ」なんですと云われれば、壁をさわり、「やっぱりあれは凄いですね」となる。

つまり、見学はおまけである。

おまけでない見学は、自由に散策できる場合だけだと思う。

自分が見たいもの、興味がある所を見る。これは、美術館で作品を見るようなものだ。

見学で「良かったです」と言われる時は、見学したことではなく、案内の仕方や接客態度が「良かった」と云っている。

見学者には、見て欲しいポイント、つまりビューポイントだけでも事前に説明するといい。できたら、作品の紹介パンフレットを作ることをお勧めしたい。

そうでなければ、話をもっと聞いて欲しい。

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2009年11月 8日 (日曜日)

眠い

眠い顔の青井さん(仮名)を訪問。

部屋に入ると、硬い枕を敷いて寝ている。しかし、人の気配で目を開ける。

テレビは大音量でついているのにそれには反応しない。

青井さんは夢を見たと、報告してくれる。

「お母さんに会いに行ったのよ。そしたら、死んじゃったって云うじゃない。一緒に暮らそうとしたのに」

「ふーん」と返事をする。

「お母さんと暮らしたら楽しいじゃない、でもね、死んじゃったのよ。昨日」という。

青井さんに冗談をいう。

青井さんが笑う。

青井さんを褒めちぎる。

青井さんが嬉しそうに笑う。

「ことろで、仕事しているの」と心配してくれる。

「何とか」という。

「はやく、配った方がいいわよ」と、弁当の配達をしろという。

「はい」といい、青井さん見る。

もう寝ている。

「じゃあまた」といい、弁当を配りに行く。

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2009年11月 6日 (金曜日)

ルール

精神的な病気であることでシャットアウトされることは差別である。

しかし、当然のように、「手がかかるから」という理屈で入り口から入れないことがある。

認知症という病気であるということで説明さえしてもらえないことは、基本的権利の侵害である。

しかし、「本人が混乱するから」という理屈で手続が進む。

誰のための理屈なのか。

もちろん、施設や制度のためであろう。

民主的な手続は面倒なことが多い。しかし、手順を踏んだり、時間をかけて説明することは、私たちが手に入れた新しいシステムではないのか。

問題は人ではなくシステムだとすると、私たちがそれを望んでいるのだろか。

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2009年10月26日 (月曜日)

京都 自転車

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京都を自転車で走る。

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しかし、自転車をもって寺には入れない。

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従って、京都を一周し、街の広さを実感する。

写真は、石庭をあくる。

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そして、宇宙。

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