« 成年後見人の報酬 | トップページ | 正しさを追求することの苦しさ »

2019年4月 4日 (木曜日)

お金を使う国になるには、どうしたらいいか

イギリスも、ドイツも、もちろんデンマークの人もそれほど貯蓄をしない。

イギリス人で貯蓄額が140万円未満の割合が40%だという数字があるらしい。

その点、日本では、年金では生活できないからと貯蓄をしているかといえば、そうではない。

2000年頃から貯蓄率はどんどん下がり、OECD38カ国中、下から十番という低い位置に落ちている。

貯蓄率の低下は、高齢化が関係している。高齢者が増え、貯蓄を切り崩して生活している。そして、労働環境の変化。非正規社員では貯蓄なんかとんでもないのが現状だ。つまり、戦後最大の好景気と誰かが言ってるが、貯蓄もできない時代になっているのだ。もちろん、社会システムが大きく影響している。

では、ヨーロッパ並みに貯蓄が減り幸せになったのだろうか?

ヨーロッパの人は、貯蓄よりはバカンス。仕事よりは、老後の楽しみを優先する。できるだけ早く退職して、その後の人生を楽しむ。それでも幸せなのは、国が生活の面倒を見るからである。(日本では、年金受取り年齢の引き下げを検討している)

一定以上の貯蓄をすると課税される国さえある。金を貯めるより、生活を楽しめ、あとの面倒みる政府がいる。

ヨーロッパも、いろいろな問題があり、大変そうである。それでも、生活を第一に人生を楽しんでいる。

一方、日本は平和で、なんでもあって、幸せだと宣伝している。

そうなのか?

安全は?原発事故の処理さえできず、次の地震で発電所がどうなうのかさえも分からない国である。隣の国と対等に交渉さえできず、国防費を増やすことで、危機を高めている国である。

幸せについても、若い人、一部のエリート、優良企業にとっては幸せな国であるが、弱い人、子ども、老人には厳しい国である。

未来の話をする前に、そろそろ過去の総括をして、どんな国にしたいのかを話し合った方がいい。

貯金を切る崩さなくてもいい国が、幸せな国だと思う。

お金は、貯めるものではなく、使うものだ。

|

« 成年後見人の報酬 | トップページ | 正しさを追求することの苦しさ »

あいまいの知」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 成年後見人の報酬 | トップページ | 正しさを追求することの苦しさ »