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2019年4月 2日 (火曜日)

二面性を考える

二面性とは、えっそんな面があったの?と、意外な面が見えたりする人にいう。

でも、僕たちは、一面では生きていない。むしろ多面性、多様な顔を持って生きている。

しかし、一方、一面でしか生きられない人がいる。

佳子さん(古いけど仮名)は、いつも真面目に考える。考えると、黙っていられなくなり、すぐに、どこでも電話する、訪問する。電話される人は、訪問された人は、「えっ、それっていまじゃないとダメ」という顔をする。だって、佳子さんはいつも、突然のように興奮した物言いで迫ってくる。

佳子さんのことを、分裂しているという人がいるが、むしろ分裂できない人だと思う。

多様な顔を持てるということは、少しぐらいおかしいことでも、そういう面があるよねと許せるけど、佳子さんは1面しか信じられないので、許せない。何しろ、おかしいことが多すぎる。

人は、嘘をつく、いい加減なことをいう、冗談をいう、それも表情を変えずに。

そんな嘘、言い訳、繕いを佳子さんは忘れない。

そう、忘れないことで佳子さんはまた、苦しくなる。

だって、忘れた方がいいことが多いのが人生だ。って誰かが言ってたような気がする。

佳子さんは、潔癖症なのじゃない、一面を大事にしているだけだ。

そう、みんな裏があるって知っていて知らないそぶりができる。

元号が変わっても、日本な何も変わらない。そんなことは誰でも知っている。知っていながら、何か新しいことが始まるかもしれないって顔をしている。その顔を佳子さんは読めない。

佳子さんに「それでいい」って言いたいけど、時代はどんどん変わるような雰囲気だけを漂わせている。

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