« 2017年5月 | トップページ

2017年6月

2017年6月28日 (水曜日)

デンマーク研修のチラシができました。けど、写真が写っていないのが残念

   
                                   
   

デンマークの福祉・医療・教育システムから自らの実践を振り返るスタディー・ツアーのお誘い

   
   

   
   

   
   

   
 

 
 

世界一幸福な国デンマークの暮らし方から学ぶ

 

日本の政治・経済・福祉・医療・教育・・システムに疑問を持っている人は多くいると思います。では、世界一幸福な国デンマークではどのような法律を作り、福祉・医療・教育に取り組んでいるのだろうか。そこには、民主的で合理的なシステムがあります。

 

 今回のスタディーツアーでは、様々な現場の専門家のお話を聞くだけではなく、自らの実践や研究を深めること、対話すること、実践を発表すること、多様な交流を促進することにも力を入れます。大人のためのワクワクするような一週間となり、今後の人生にとって大きな刺激になる体験が待っています。参加をお待ちしております。

 


 

プログラム

施設見学と交流

見学・講義はデンマーク第2のフェン島北部のボーゲンセ近郊の学校・病院・施設で行います。また、見学先、講義依頼、交流は参加者の希望を受けてから調整します。特に、今回のツアーでは、講義研修よりも対話研修を取り入れることや、事前学習に力を入れることを予定しています。

 

宿泊施設

宿泊は、デンマーク独特の学校制度であるFolke Højskole(フォルケ・ホイスコーレ、通称「国民高等学校」)の宿泊施設で行います。フォルケ・ホイスコーレは政府の認可を受け、3カ月から6カ月を1タ-ムとして学生を受け入れている体験と相互交流・自己覚知を進める取り組みを行なっている大人のための学校です。そこには、デンマーク人、知的障がいを持つデンマーク人、ヨーロッパ、アジア、アフリカ諸国等、世界各国からの学生が生活を共にしながら学んでいます。NFHSでの生活は、デンマーク文化を肌で感じることはもちろんのこと、その他の国の文化に触れることができます。希望によっては、NFHSの授業にも参加できます。言語は、英語及びデンマーク語です。

*個室、相部屋を選択できます。

・事前研修

今回の研修では、事前研修を行います。予定している研修内容は、①デンマークの政治・行政制度を理解する。②デンマークの教育制度を学ぶ、③デンマークの障害者支援を学ぶ、④フォルケ・ホイスコーレの実践を知る(DVD)、⑤オープンダイアローグから対話支援を考える、  ⑥ペタゴーとは何か、⑦デンマークの成年後見制度はどうなっているのか、⑧バンク・ミケルセンから学ぶ、⑨デンマークの行政制度から、貧困と平等、合理性を考える、などを予定。

*参加費無料。講義形式ではなく、課題論文、書籍を事前に読み討議形式で行います。また、研修中に参加者の実践及び研究発表を行い、NFHSの学生との交流も予定します。

 

オプショナル・ツアー

 コペンハーゲン半日ツアー

../Pictures/写真ライブラリ.photoslibrary/Masters/2017/06/07/20170607-043624/P6050035.JPGコペンハーゲンの街を自転車で早朝回るツアー(1時間半)、及び市内観光ツアーを用意しました。参加費無料。コペンハーゲン市内はコンパクトです。人魚姫見た後や街を見下ろす塔に登り、海岸沿いの店でシーフードを食べてください。

お薦めは、市内を一望できクリスチャンスハウンにある救世主教会。1696年に完成したこちらの教会は、煌びやかな金の縁取りと渦巻き貝のような形をした塔が目を惹きます。

 

 ヘルシンキ市内観光、買い物ツアー

フィン・エアーでフライトをすれば、ヘルシンキに立ち寄ることができます。モデルツアーでは、一年で昼が一番長いヘルシンキに立ち寄り、夏の北欧生活を体験できます。この時期のヘルシンキは野外コンサートやイベントも多く活気のある時期です。マリメッコのアウトショップ、かもめ食堂、サウナ、クルーズ,石の教会、北欧料理など楽しみは沢山あります。

 

 

 エストニアの首都タリンへの小旅行

ヘルシンキからフェリーに乗り2時間。世界遺産タリンに着きます。タリンは世界遺産にも登録されている中世の街並みが残る旧市街がありまる。石畳の坂道を登り、建物を見て歩くだけでも楽しい街です。ロシア時代の骨董品屋や雑貨屋も多く、買い物や食事も充実しています。市庁舎前広場でのんびり日向ぼっこをするのもいいです。昼が長い北欧ですので、帰りのフェリーを遅くしてもまだまだ明るい。フェリー代は往復6000千円程

 

 

募集要項

日程(研修のみ参加の場合)

2018年6月11日(月曜日)から15日(金曜日)の5日間

研修内容

デンマークの福祉・教育・医療の現場見学、担当者からの講義及び様々な交流授業

具体的な研修先や研修方法は参加者の要望を聞き、現地スタッフと打ち合わせ調整をおこないますので、個別の要望に応えやすい研修をカスタマイズします

参加費

   1日あたり40000円、5日で約20万円 為替の変動により変わることがあります。

    *費用には、宿泊費、研修中の全ての食事、視察研修費、通訳、研修に関わる交通費がふくまれます

宿泊場所

 デンマーク ボーゲンセにあるノーフェンス・ホイスコーレ内の研修所

   コペンハーゲンから列車で1時間半、バスで2時間

募集人数

   8名 

    先着順とし申込金(1万円)の入金が確認された方から受け付けます・

参加条件

   ・集団生活、活動ができ、研修の趣旨を理解していること

申込/問い合わせ先

   担当者 斎藤弘昭(福まね代表)

 Eメール fukumane@gmail.com 携帯電話090−9326−4663

 デンマーク受け入れ担当者 ノーフェンスホイスコーレ短期研修代Momoyo T Jorgensen

注意事項

1、 このツアーは、自らの責任により自らの課題に取り組むことを目的とした体験型研修です。研修の成功は参加者自身の積極的な行動によることを理解ください。

2、 参加しやすくするために、費用を抑え現地集合、解散モデルを作りました。しかし、不安な方にはモデルコースを用意しました。この場合の費用は実費です。

3、 オプショナル・ツアーについては主催者が案内するもので、費用は実費のみです。

4、 事前研修を9月から毎月開催する予定ですので、日程の許す限り参加ください。事前研修が今回のスタディツアーには重要だと考えております。

5、 航空券の購入について、その他の個別相談にも応じます。

モデルコース

 

研修日程と内容

                                                                   
 

2018年        プログラム                    宿泊

 
 

6月 9日

 
 

成田午前発〜フィンエアーヘルシンキ経由—コペンハーゲン18時25分着

 
 

コペンハーゲン市内のホテル

 
 

6月10日

 
 

午前中 コペンハーゲン市内観光、午後ンFHSにバス、あるいは列車で移動

 
 

NFHS内研修所に宿泊

 
 

6月11日

 
 

オリエンテェーション①デンマークの福祉制度②ホイスコーレと

 
 

NFHS内研修所に宿泊

 
 

6月12日

 
 

③施設視察 ④行政関係者からの政策説明

 
 

NFHS内研修所に宿泊

 
 

6月13日

 
 

⑤授業 ⑥施設視察

 
 

NFHS内研修所に宿泊

 
 

6月14日

 
 

ホイスコーレ授業体験

 
 

NFHS内研修所に宿泊

 
 

6月15日

 
 

⑦学校見学 ⑧病院のワーカーとの交流

 
 

NFHS内研修所に宿泊

 
 

6月16日

 
 

午前中研修の総括 午後ヘルシンキへ

 
 

ヘルシンキ市内ホテル

 
 

6月17日

 
 

ヘルシンキ市内観光

 
 

ヘルシンキのホテル

 
 

6月18日

 
 

タリン観光

 
 

ヘルシンキのホテル

 
 

6月19日

 
 

午前買い物 午後ヘルシンキ発翌日午前中東京着

 
 

 

 

*モデルコースの日程と内容はイメージを作るためのものです。参加者の予定を優先しますので、個別のスケジュールを組んでください。

*研修は、グループで行動することを原則としますが、場合によってはグループを二つに分け施設を訪問することや個人行動もできます。相談ください。

*航空券は、往復で6万円だいから12、3万円代です。購入時期、航空会社により大きく違います。

*デンマーク、ヘルシンキのホテルの宿泊費、食事代は日本と同等です。これも、どのようなランクにするかは参加者が決めてください。その他のオプションも日本から申し込めるものがありますので、相談ください。



| | コメント (0)

2017年6月25日 (日曜日)

独立して生きる意味

子どもが18歳になると親元から離れて独立する(一人暮らしを始める)国は多い。これは文化や宗教の関係から日本と比較することは難しいかもしれないが、子どもが18歳で一人暮らしを始める意味は大きい。

デンマークでも同様に、国民学校を卒業する頃になると一人暮らしをすることを若者に要求するようだ。(最近ではそれが遅くなる傾向がある)
これが障害を持った若者にも同様に行われるところが徹底している。これは、合理的な理由がない限り皆を平等に考えるという人権思想があるからだろうか。
日本の場合は、障害者が一人に暮らせるだけの社会的条件(環境)がないから、一人暮らしをして危険な目に合わせたくない、親元で安心して暮らした方がいい、となり、親が障害の子どもを抱え込み、福祉サービスを利用しながら生活をする。その後、親の支援が限界になる時に、施設に収容する。
一方の国では、成人とは一人で暮らす人と意識され、教育も一人で暮らせるだけの知識と技能を身につけるものと認識される。したがって、一人前の人になるように教育してきたのだから、18歳になれば当然独立することを期待する。そして、障害があることがそのことを妨げることはない。
そう考えると、一人暮らしの障害者に対する十分なサービスを考えなくてなならない。この辺が理念先行の国と、感情先行の国の違いであろう。
障害者のアパートをどうするか。生活支援サービスをどうするか、訪問サービス、通所サービス、そのための送迎をどうするかを考え、在宅一人暮らしができるための新しいサービスを作り出しそのシステムを作る。もちろん、そのための法律も作る。
では、施設サービスはどう考えるか?施設サービスはある、しかし、収容型の施設サービスは極力作らない。それは、収容することに対するアレルギーだと感じる。収容型のサービスは、ナチの収容所を連想させる。つまり、収容することは人権を奪うことにつながると考える。
この辺は日本でも同様である。身体拘束を考えた場合、認知症の人を拘束することが人権侵害だと言われるようになった。しかし、認知症の人が外に出られないように鍵をかけることは安全対策だと言われるが、もちろん、これも身体拘束である。
でも、外に出たら危険だと対応の正当性を主張する。人権より安全性をとね。
これは人権に対する思想の未成熟さからきていると感じる。
認知症の人が一人で外出しても安全な国を作ることが重要であるが、行なっていることは、危険が起きないように収容することである。
話がそれるが、30年前、児童養護施設の研修でオーストラリアを訪問した際、同じようなことがあった。
虐待等の子どもの権利侵害に対して日本では早期介、入親子分離、そして、施設収容が重要だと主張したのに対して、オーストラリアの担当者は、施設収容は法律で禁止されているといった。
なので、家庭に問題があるのなら家庭を治療することが必要であり、家族間の交流をモニタリングし必要に応じて修正するプログラムが必要であるといった。日本の関係者が、それでは時間がかかり、家庭内で起きる現象を見ることができないのではないかと質問すると、できると答えた。それは、観察できる家を作り、問題家庭の家族をそこに住まわせマジックミラーでモニタリングし、その家から会社に、学校に、地域に出かければいいと話した。
このギャップはとても大きい。
話を戻す。
18歳になると子どもが自立する社会では、親の自立も進む。様々なサービスが開発される。女性の社会参加も進む。
これは、高齢化社会を考える上では大きい。末子が18歳になる頃は、親世代は40代から50代である。残りの人生を考えると、まだまだ働くこともでき、遊ぶためのお金を使うこともできる。こうした人生サイクルを作り出し、就労環境や余暇環境を大きく変えたのがデンマークだ。

| | コメント (0)

2017年6月23日 (金曜日)

貯金をしなくても豊かな生活とは

経済格差がないことでどれだけ可能性が広がるか。
デンマーク社会で一番驚いたことは、福祉が進んでいる事ではなかった。経済格差が小さいことだ。累進課税により収入格差が小さく、所得税55%、消費税25%の国では、どんなに稼いでも、就労できない人でも、手元に残る現金の差は小さい。
それでは、就労意欲が無くなるのではと思っていたが、それが逆であった。無理に大学進学する必要もなく、10年近い国民学校を卒業して、専門の資格を身につければ、大工として、看護師として、先生として、販売員として働ける。それぞれの専門 分野の産業別組合があり、自分たちの権利を守る活動をしている。
つまり、政治家だろうと、弁護士だろうと、学者だろうと、福祉士だろうとそれぞれのそれぞれの専門性を活かした仕事をしているのであり、経済格差だけでなく自分の仕事に対する誇りは同じだということだ。
人間は平等と言いながら、経済格差をつけるが故に、格差が広がるか日本社会 と比べると大きな違いである。
それは、福祉政策 に関してもいえる。障がい者に手当てを与え、引き上げるという思想ではなく、年金を権利として、国民として平等に受けられる権利という理念で考える。就労できない のであるから、年金を給付し、そこから、他の国民と同等に税金を払わせる。この辺 の合理性には感心させられる。
また、一般に18 歳になると若者は家を出て、一人暮らしをする。それは、障がい者であっても同様である。アパートで一人暮らしをし、そこに必要なサービスを入れる。住宅やサービスは無料であるから、手元に残る現金は他の住民と同じである。
福祉や教育に力を入れた政策を進めた結果、女性の就労率は上がり、集税率は高い。こうした政策は、政治 に対する強い関心につながるとともに、税金 の使われ方に対する関心へとつながっている。
ついでに言うと貯金をしない、お金を貯めると税金がかかる ので、レジャーを楽しむ人が多い。キャンピングカーで出かける人をたくさん見た。
経済政策こそ福祉社会を支える鍵だと感じた。この辺の仕組みを見に行くだけでも面白いよ。
と言うことで、来年のスタディーツアーの参加者を募集しています。

| | コメント (0)

2017年6月13日 (火曜日)

スタディツアー

デンマーク訪問で一番の収穫は、来年スタディツアーを企画できそうになったこと。
デンマークの福祉理念を専門家との共に学ぶツアーを企画したい。

今回の訪問で、現場とのコンタクトを持つことが可能であり、手作りのスタディツアーができそうだ。
現時点での構想は。
1.参加者は事前研修に参加し、デンマークの福祉理念、システムを頭に入れる。
2.デンマークに関する文献を読み、自分なりの疑問点を整理する。
3.研修のテーマを持ち、テーマに応じた施設、機関、人のリクエストを作る。
4.テーマに即した発表の機会を持つ。
というような、よく行われている視察とは違う、参加型、テーマを深める、あるいは、個人研究を進めるスタディツアーにしたい。
また、研修中の宿泊はホイスコーレという、デンマークの成人教育施設に泊まり、交流が期待できる。この場で、各自の実践報告を行うことや、ワークショップを企画したい。

日程は、2018年6月
期間は、土曜日集合、次の日曜日解散の1週間
募集人数は、最低5人、最大10人
6人から8人ぐらいがベスト
参加費は、宿泊、食事、研修、移動を含めて15万位かな
オプションとして、ヘルシンキ、タリンを訪れることができる。今回、回ってみて、楽しさは伝わったと思いますが。

デンマークの福祉、教育、医療を学ぶことが、協力社会、福祉社会を考える上で大きな意味があると感じた。それは、システムとしてだけでなく、むしろ、理念を考えることや、人生を考えることにつながります。あなたの人生をもう一度問い直すために、一緒にデンマークにを行こう。会社なんか休んでしまえ。

関心のある人はメール下さい。

| | コメント (0)

2017年6月11日 (日曜日)

他者と個人

他者の気持ちをいつも考えている。

この状況で、何をすることが正しいか(日本的妥当性)を判断して行動する。
行動するときは、なるべく一人では動かず、集団行動をとり、集団の動きに合わせていることが集団の安定につながる。
ビールが飲みたくても、他者の大多数がコーヒーを飲む場面では、「私もそれで」とコーヒーを飲む。
汚れは食器が置いてあれば、自分のやりたいことがあっても、まず、食器を洗い片付ける。横で、パソコンをしている仲間がいれば、「気が利かないやつ」と睨むが言葉では言わない。
講義の後に、質問をしない。メモを取り、素晴らしい言葉に赤丸をつける。しかし、その実践を自分が行うことはない。
他のメンバーとコミュニケーションが足りなかったと注文を出す。しかし、自分が積極的に行動しなかったことを思い出さない。誰かがプログラムを組んでくれなかったことが原因だと主張する。
こうした忖度社会の私たちが、自己主張することで成り立つ社会システムを理解することはできない。自己主張することは、他者の存在ややり方を認めることにつながる。それは、合理的であり、経済的である。
税率が50%かかっていても、バランスの良い社会を作ろうとする。
自分たちの問題を話し合い、政治に参画し、法律を作る。小さな国を運営するためには、個人が出来ることを最大限に行うことが大切になる。
黙っていては何もはじまらない。

| | コメント (0)

フォレスコーレという実験

P6090555

デンマークのフォレスコーレは、社会的実践だと感じた。

18歳以上の人なら誰でも入れる社会教育、連帯実践、人間教育の場が与えれれるデンマークでは、低料金で、人生を学べる場が用意されている。しかし、それは、政府がお膳立てした施設でも、機関でもなく、参加者の民主的自治により運営される。

フォレスコーレのプログラムは、哲学、心理学、音楽、体育、演劇、など、感覚に刺激を与えるもの、価値観を問うもの、本質を考えること、国の将来を議論すること、自分の夢を見つけること、私を主張することを学ぶ。

つまり、日本の夜明けを議論した「・・塾」に似ているように感じる。また、第二時大戦後若者が集まり独自の文化を作り将来の行く末を議論したコミューンにも似ている。また、組織教育キャンプにも、北海道家庭学校の実践にもつながるものを感じた。これは、個人的な体験が大きく関わっていると思う。

| | コメント (0)

2017年6月 4日 (日曜日)

フィンエアー

Img_6402

事前チェクインした結果、ゆったりした席でした。
快適。

| | コメント (0)

« 2017年5月 | トップページ