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2017年5月28日 (日曜日)

スローなスローな生活2

 

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スローな生活は楽しい。けれど、厳しい。

競争原理をできるだけ拒む生活は、人間の本質を目覚めさせてくれる。しかし、きれい・便利・安全・安心・優しい暮らしではない。

それぞれに持っている個性や特徴がぶつかる。優しいとは、本性を隠しいいとこ取り特性があるとしたら、スローな生活は、様々な人たちの本性がぶつかり合う暮らしである。

理解できないような行動をとる人がいる。自分勝手に見える人がいる。何を考えているか分かりにくい人がいる。そうした多様性がある。

人との距離をとり、自分に危害を加えない人を選んで付き合う社会とは違う。一つ屋根の下でプライバシーをぶつけ合いながら、距離感を探る。

民主主義が時間をかけ、知恵を出し合い合意を取るように。スローな社会、協力社会は、時間をかけ、他者との距離(もちろん自然との距離も)を探る。

一見分かり合えないように見える人とどうしたら一緒に暮らせるかを探す。経済的に成り立たない暮らしを、どうしたら維持できるかを祈る。

それは合理的には、効率的には、管理的にはできな。そもそもできないことに挑んでいる生活だから。

そうした不可能な暮らしをしているところが一番の魅力である。

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