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2016年10月 5日 (水曜日)

子どもと向き合う

大学を卒業し養護施設に就職する前から、子どもと関わる仕事をして来た。
それが、大人と関わる仕事をするようになっても、未だに子どもと話をできる仕事をしていることは嬉しい。
子どもに話を聞く。
子どもは嘘つかない訳ではなく、嘘をつく。
しかし、大人の嘘とは違う。どこが違うのかうまく言えないが、嘘をついていることを意識していないようなところがある。
話によっては、嘘と、作り話と、事実が入り混じっている。
特に、ショックな出来事では、夢のような物語を話す。
そんなことはないだろうと、嘘ときめつけると、とんでもないことになる。
子どもの話すファンタジーの中に、とっても大切な情報が含まれていることなんてたくさんある。むしろ、ファンタジーの方が本質をついている。

大人になると、事実にこだわる。
それはいつの事か、誰がしたのか、なぜ、その意味は?なんて。
そればかりが気になって子どもの話を聞くと、全く話が噛み合わないことになる。

だって、昨日のことのような、昔のことのような気がするし。
お父さんのような、狼のような顔に見えたり、私がいたようないなかったような気分だからだ。

大人なるに従い、いつ頃からかわからないが、数字ばかりが気になるようになる。
もう10分が過ぎたって。

しかし、彼の世界ではそれは、すごーく長い時間が過ぎていた。

相対性理論が関係しているのか、時空が曲がっているのか、僕の顔が歪んで鏡に映っている。

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