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2015年12月10日 (木曜日)

老人の成長

子どもが成長するようには老人は成長しない。
しかし、次の次元に向かって進んでいく事は確かである。
子どもの成長は予測がつくが、老人の成長は未知の世界に入ることだ。

子どもは、生まれー全面的に介護されー言葉を覚えーワーワー・ブーブー言いー自己主張を始めー初めてのお手伝いをしー褒めてもらって喜びー他人のお世話をする という風に成長する。

老人は、これと反対の方向に進む。

自分で出来ていた事が出来なくなり、人をけなし、家事をしなくなり、もう死んだほうがましだと愚痴を言い、言葉を失くし、全面的に介護される。
神田橋先生は、老人が今どこにいるかを見極め、その場にあった成長課題を与えることが生き生きした姿に戻ることだと言う。
介護されている人には、自分でできることをするように促し、言葉が少なくなってきたら積極的に発語を促し、もうなんでもいいという人には、社会と戦うことを励まし、人のために何ができるかを一緒に考えるとかね。

でも、もう一つやるべきことがあるとも思う。
うまくあの世に行く方法を探すことである。
これは、誰も戻っきてきた人がいないんだから、エベレストに登るより難しい。

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