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2014年6月28日 (土曜日)

その出来事がどの位意味を持つか理解できるのは、聴く人の能力による

施設を利用する人は計画的に支援されることが保証されている。 その計画は支援計画と呼ばれたり、自立支援計画と呼ばれる。 自立した生活が重要だと言う考えからこうよばれる。 計画を立てるためには、その人の希望や要望を聞き取る、あるいは、理解する事が重要である。しかし、殆どの福祉施設の職員は要望の把握に困難を感じている。 聞いても話してくれないとか、希望はないと言われるとか、何にも言ってくれない人がおおいと話す。 生活を大きく変え、環境が変わった人が希望を言えるだろうか。また、施設と言う環境で何十年も暮らす人が希望を言えるだろうか?そして、そもそも、人は自分の要望を人に伝えられるのだろうかという疑問さえ浮かんでくる。 生活の中の希望は将来に対するものと、今感じることと、過去に関するものがあると思う。 この中で、今に関する、具体的で現実的な希望は言えるかもしれない。でも、言っても叶えてくれんないと、二度と言わないだろうけど。 過去を清算したい人もいるだろう。将来に対する願望もある。 この、時間の流れを捉えることが難しいので、支援系が作りにくいと感じる。 時間には時々、大きな分岐点が生じる。その、事件は同じようなものでも感じ方はみんな違う。 その感じ方やそのときどんなことが起こったのかを知ることが過去を理解することにも、将来を見ることにもつながる。 しかし、それをじっくり聞かれることはない。たとえ聞かれても、そこに起こった意味をその人の側から見つめようとしてくれる人は少ない。 体験を理解するのは、理解する側の力が大きく作用する。

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