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2013年12月 7日 (土曜日)

錨を上げよ

百田さんの本を読んでいる。
決して楽しい内容ではない。しかし、引き込まれる力がある。
上手く世の中を渡り歩いているように見える主人公であるが、その実、どんどん暗い方へ、深い方に流される。
そして、僕が生きてきた時代とリンクしているので、その時代を懐かしめる。
僕たちはどうして同じことを、それも、しないでもいいことをくりかえすのだろう。
それを生い立ちや生育歴に求める人もいるだろうが、僕は何か違うように思う。
主人公の又三は、それを、時代という環境に求める。
彼は、泰平の江戸時代でも戦国時代でもない、今生きていることの意味を求めている。
それはどう時代を生きている僕にはわかるような気がする。どうしてそれをするのかではなく、それ意外に選び用がなかった。そうして今日も放浪を続けている。
それは、今も続いているのではないだろうか。

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