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2013年8月24日 (土曜日)

ひとり言

誰かと話をしていると親切に相談に乗ってくれる人がいる。

しかし、殆どの場合、相談をしている訳ではない。独り言が大きくなり、我慢できずに口から飛び出してしまっている。

独り言を掴んでしまうとその扱いに困るように、相談と解釈して答えを見つけようとするとお互いの関係に齟齬が生じる。

そういうことじゃないんだけどという感情が生まれる。

しかし、口から出てしまった独り言が困りごとのように聞かれると、多くの独り言は困っているような音色になっている、聴いた方はその解決策を探し始める。

だって、そのまま空中に置いておくには重すぎるからである。

空気のバランスが崩れ、聴いた方の心もちも悪くなる。

こうして、「こうすればいいのに」vs「そうじゃないような気がする」のゲームが始まる。

だから、ひとり言が人に聞かれないように気を付けなければいけない。

先日も、郵便局で待っていたら、隣の人に「大丈夫ですか?」と聞かれた。

たぶん、知らないうちに重たいひとり言をいっていたのだろう。

「はい、たぶん」

とだけ答えておいた。

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