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2013年8月13日 (火曜日)

時間は黙っていても流れる

日航の事故から28年が経ったという。

そん時、僕らは八ヶ岳に登っていた。御巣鷹の方面が明るくいつもとちがう雰囲気だったことを覚えている。

まさか、親戚のおじさんがその飛行機に乗っているとは想像もできず、その数日後に義父が体育館に遺体を確認に行くことなんか、全く頭に浮かばなかった。

数日後、義父に会ったが、かなり悲惨な状況だったらしく、戦争を経験した人でもあんな光景は耐えられないと落ち込んでいた。

僕は、戦争を経験していない。

若いころ国境の町で、爆撃を受けた後、子どもを失った父親が死んでしまった子どもを抱き上げて歩く姿を見た。そのうつろな眼差しは今でも想いだすことができる。

津波の後の街を歩いた。

子どもや夫を亡くした人の話を聴いた。

その時、僕はその場の風のように黙ってその物語を聞いていた。

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