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2013年7月21日 (日曜日)

サイコドラマ その4

象と木が言い争いをはじめた。

それは聞くに堪えない話であった。また、そんなことは分かっている話であった。

でも声に出して云われると、その重さは僕を苦しめた。

理屈は像の方が正しかった。しかし、木は長年の経験から低い声で話しをするので、説得力があった。

僕は、木から対人関係を云われると、何も言えずに小さくなるしかない。それは、もっともなことであり、反論することができない。

つまり、「僕が悪かったということですね。それは、もう分かっています」と心の中で繰り返した。

そのうち、この論争から逃げたくなった。そう、いつも逃げたくなる。

気がついたら、木は揺れていたし、タペストリーはぶら下がって、僕は夢から覚めた。

時間は、過ぎていた。

僕にとってのリアルな現実は、夢の中にはないことが分かった。

どうすればいいかは、分かっていた。

ただ、立って行動することが必要だということも。

・・・・・・・

家に帰って。

どうしてかは分からないけれど、関係が変わっていた。

二人の関係も

三人の関係も。

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