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2013年4月25日 (木曜日)

いい塩梅はどこにどこに咲いているのか

生活をするということは、経済面で考えた場合、収入があり支出が生じる。

収入と支出のバランスがいいことが大切であるが、それがどの程度ならいいのかを考えると、なかなか難しい。

たとえば、貯金が1億円ある人の場合の収支バランスと、貯金が零の人の収支バランスは違うだろう。

また、若いころなら将来のため、子どもの教育費のため、病気になった時のため等で生活費の中から少しでも貯金をする。

しかし、高齢者の場合は同じようには考えられない。

後見人は本人の財産を管理することが仕事である。管理するということは、上手に使うということでもある。しかし、使い方が上手いか下手かをどこで判断すればいいのか。

判断基準は、本人の生活レベルによっても違う。また、住んでいる場所によっても違う。だから、一律に収支を合わせることだけでは十分ではない。

「自分のお金だらか自由に全部使いたい」と考える人もいる。

「無駄なことはしたくない」と、関係者が必要と思われるサービスも受けたくないと考える人もいる。

とりあえず、10年後、20年後の生活に困らないようなライフプランを立てる。もちろん。

しかし、プランはあくまで平均的な線である。より豊かな生活を考えている訳ではない。そもそも、豊かな生活って何だろう。

考えると分からなくなる。

では、どうしているのかというと。

塩梅を探す。

本人の人生歴を知り、本人が言っていることの意味を考える。周りの人の声を聞く。もちろん関係者や監督人にも相談する。

そうした作業を時間をかけて行い、なんとかいい味が出るように工夫する。

時には、ちょっと贅沢もしたい。生活に味付けもしたい。

それが本当にいいかどうか分からないのだから、慎重に、右と左ともう一度、右、さらに上を確認します。

それでも悩むよね。

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