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2013年2月 9日 (土曜日)

かぞくの国

北朝鮮への帰国事業でただひとり海を渡った兄が25年ぶりに帰ってくる。

帰国事業(北朝鮮の国策として)は、1959年から1984年まで行われ、新潟から船に乗り10万人近い人が北朝鮮に渡った。

この事業に使われたのが、万景峰号であり、工作員が日本に送り込まれていたとも言われる。

その時、兄は北に、妹は日本に残った。

16歳の兄は41歳になり、病気治療のために一時帰国した。

僕にとっては、中学時代のかの国の友達を想いだす。

僕らは一緒におしゃべりをし歌った。

歌の上手な彼女と西岡たかしのうたを歌った。

映画の中でも「白いブランコ」が歌われ、その時代を上手く表現している。

どうしようもないことがある。一人の力では動かすことはできない。

それでも生きていかなければならない。

そうした現実を、言葉ではなく、静かに歌うことで表現しようとしていた。

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