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2013年1月26日 (土曜日)

すべて空だと思えないから困る

福祉士会の研修に参加する。

テーマは、「医療同意」。

ソーシャルワーカーのジレンマは、正しいことを求める習性にある。

まあ、人生の答えを求めようとして「福祉」業界に関わる人が多いから仕方がない。

他人の幸せを考えすぎると自分が不幸になる場合があるように、人生に正しい答えを求めすぎると「ホントウ」というブラックホールに落ちてしまう。

本当にそれで良かったのか?なんて、誰にも分からない。

ただ、「あれで良かったのか?」というシチュエーションが仕事をしていて沢山ある。それが楽しいと思えるか、辛くなるのかというところだろう。

他人の人生と生きる仕事が「後見」の仕事だと考えると、終わってみないと分からないし、失敗の中に大きな価値があったり、後で振り返って大切なものを発見したりする。

そうした中で大切なのは、関係だと思っている。

関係とは、ものごとの正しさではなく、プロセスだ。

他人の人生を生きられない。それは、医療場面でも同じであり、他人の医療的な決定をすることはできない。

もっと、言えば、自分の人生だって自己決定だけで生きている訳でもない。

生かされていると考える方が、いきいきと生きることができるよう感じる。

生かされるのこと凄さは、一人ではないということ。必ず生かしてくれる人(存在)が必要になる。そこには他者との関係性が生まれる。

そのプロセスの中に、プロセスそのものに意味が生まれる。

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