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2012年10月28日 (日曜日)

宮沢賢治の伝えたいこと

すっかり暗くなった生田緑地の坂を下りるとプラネタリウムのドームが見えてきた。

宮沢賢治研究家であり、宮沢賢治記念館副館長の牛崎氏の講演がドームの中で始まる。

リクライニングの椅子に座ると、静かな音楽が流れ、場内が次第に暗くなる。目の前のメガスターの向こうには満点の星座が輝き始めた。

音楽を聴きながら星を眺めるていると、夢を見ているような気分になる。

音楽が静かになると、牛崎氏により、賢治さんの朗読が始まった。牛崎さんの声がいい。その声から粘り強い東北の人柄が感じられる。

牛崎さんの口から、賢治さんの詩や短歌、童話がどんどん出てくる。空は真っ暗で、見えるのは銀河だけだ。

牛崎さんは賢治さんのことが大好きなんだろう。その思いの深さに心が動く。

世界ぜんたいが幸福にならないうちは

個人の幸福はあり得ない

牛崎さんがすっかり好きになった夜だった。

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