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2012年5月 5日 (土曜日)

なんて素晴らしい映画なのか

6時間39分は、あっという間ではなかった。休憩が3回入る。

どろどろの家族なのにとても明るいブルー。それは、イタリアの乾燥した空気が関係あるのか。

父親は浮気をしている。それを批判する次男も恩師の妻と関係を持つ。家族の絆の深さを感じるイタリヤ社会にも関わらず、それを崩そうとする物語の展開は、映画だからか、それともイタリア社会が抱えている人間関係か。

不法移民の存在が家族を結びつける役割を担う。

同質性の家族に会って異質な存在はトリックスター的にかかわる。それは、長男の恋人(男性)の子どもの存在も同様である。

この辺りがドラマを深さを感じる機能を果たし、こじれた関係を解決する鍵となる。

日本の原発を考える時にも、同じような状況があるのではと感じる。

一時的にまきこまれ、どうにもならない状況を避けることはできず、その先がないというときに新しい関係性が生まれる。

もし、それが見つからないなら、ほんとうには行き詰っていないということか?

次男ニーノが恋人とローマの街を夜中に走るシーンが好きだ。

古代ローマから現代への旅であり、現代から過去への旅である。

数千年の歴史が何かを語っている。その暗さが美しかった。

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