« まずさから学ぶ | トップページ | 紙を切る »

2012年3月21日 (水曜日)

いま携帯電話に電話するよ

田舎の母に渡した電話は使われていない。

しかし、使用明細には、必ず数回通話している履歴が残っている。

「どこに電話しているの?」と聞いても、「電話していない」という。

数か月立って、その訳が分かった。

母は掃除が好きで、充電器に押し込まれた携帯電話もきれいにふき取る。携帯電は掛けることはないが、掃除されるという役割を担っていた。

掃除を丁寧にするので、デイプレイの所もふき取り、つい短縮番号を押してしまう。

番号は、親戚につながる。かかってきた**おばさんは「もしもし」と呼びかける。しかし、掃除好きの母は、黙って切ってしまう。

「どうして切るの?」と聞くと、「だって、どすればいいか分からないから・・」と、携帯を閉じてしまうらしい。

電話をもらった**おばさんは、急用かと思い、電話を掛ける。しかし、母は決して電話をには出ない。

**おばさんも数回家までやってきたが、それも毎度になると、携帯が鳴っても出なくなる。

こうなると携帯電話はたまに音の鳴る機会となった。

母と携帯で話をする際には、固定電話にかけ、「今から携帯電話が鳴るから、出てね」という。

これでは何のための携帯電話か分からない。

|

« まずさから学ぶ | トップページ | 紙を切る »

あいまいの知」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« まずさから学ぶ | トップページ | 紙を切る »