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2012年1月 2日 (月曜日)

サムライスピリット

武士道を海外に伝える番組を6時間見た。

面白かった。

生きることと死が近かった時代には、どうしたら死なないでいられるかを考え、身体を、そして精神を鍛えた。

身体ばかりを鍛えても精神が弱くては生きることができない。

そして、それ以前に礼という基本的なパターンが重要だと番組では何度も繰り返していた。

時代が求める身体があり、動きがあったことは古武道の教えからも紹介されている。歩くことやしゃがむことには、それなりの意味があり、動きがあった。

そうした動きを鍛錬することが生活であった。

鍛錬は痛みを伴う。その痛みは、相手が感じる痛みを自分の身体でもって体感することだ。自らの血を流さなければ、平和が訪れることはない。

戦わないための鍛錬を繰りかえり、戦わなくてもいい身体をつくる。

武士道は、生きかたというより、理想の死に方のように見えてくる。

愛する人のために死ぬことが理想の愛だと説いている宗教性にも通じるものを感じた。

そして、力の使い方。

人間の動きに合わせた力のコントロールは、武道だけに通じる訳ではない。日常生活における対人関係においても、相手の力をうまく使うことはとても大切である。

家庭のおける力の使い方として勉強になった。

日常的な生活の中で、死に近いものを感じる体験は、死の準備教育でもある。

もう死にそうと思うことを何度も、何ども体験することが、命を大切にすること、命への尊厳になるのかもしれない。

心臓がもうだめになりそうな時には、生きていたいと本当に思う。

番組の最後に型の大切さを言っていた。

型とはスタイルではない。生き方だ。

どう生きるかを繰り返し習うことで、自分が考える理想に近い生き方ができるのかもしれない。

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