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2011年12月30日 (金曜日)

今日も笑ったね

電話相談をしている。

電話では相手が見えない。声しか聞こえない、声しか届かない。

しかし、声以上に大切なものを感じる。

雰囲気。

それは、あなたと私の間の空気のようなもの。

キーンと尖がっているときもあれば、ドロンと横になっているときもある。

その雰囲気は、話の内容の数倍大切に思える。

「わかりました」、「いい考えが浮かびました」と思っても、次の日には、再び「どうしたらいいんでしょう」と悩みは残る。

それより、楽しい雰囲気で終わることが大切。

なにも変わらず、なにも解決できなかったけれど、一緒に話ができて良かったと感じあえることが一番だと思う。

そこでは笑いが重要なの要素となる。

笑うことが出来るのは、笑うことができる雰囲気の時だけ。笑うときには、二人は、同じ方向を向いている。同じ絵を見ている気がする。そこに現れた場面を見て楽しみ、感じて、笑っているときには、何か、共有できる感覚がつかんでいる。

そう、将来への可能性を感じられる。

話をしても何も解決しないと分かっているのに声に出して一緒に笑ってみると、何か救われるかもしれないと、そのときだけは信じられる。

今日も、おかしくもないのに笑ったね。

何でだろう。まっ、しょうがないね。

(2005年12月30日再掲)

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