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2011年8月15日 (月曜日)

17で戦争が終わった母の誕生日

「今日はお母さんの誕生日じゃない」と妻に言われ、母親の誕生日を思い出した。

ほんとうに今日かな?という気持ちで電話をする。

母は、「ありがとね」と明るい。

誕生日がいつかというよりも、嫁から電話をもらったことを喜んでいる。

母親の誕生日が終戦記念日、あるいは、敗戦の日の一日前だということを忘れていた。母はその日を17歳で迎えている。

そんな大切なことを、今日まで考えたことがなかった。

いま、少年は17歳である。

その青春真っただ中に戦争が終わった。

終わっても、腹がいっぱいになった訳ではない。

死んでしまった兄が帰ってきた訳でもない。

父はその日に20で迎えている。

どんな顔をしていたのか覗いてみたい気がする。

暑い夏だったと聞いている。

その暑い夏の東京のどこかで、若い二人は顔をあげて、汗をぬぐっていたのだろう。

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