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2011年6月12日 (日曜日)

非現実的な夢想家

村上春樹のスピーチを全文読んだ(聞いた)。

彼は、核にノーを言い続けようと言いたかっただけでなく、「非現実的な夢想家」として生きよういっている。

それは、生き方の問題であり、他人をリードする発言ではない。

また、彼の地に立ったとき、思うことは、どのように生きるかということであり、そのことを突きつけられる。

そうした非現実的な出来事が、ここ60年、日本に起きなかったのは、幸せである。

しかし、幸せということは、その陰に大きな負担を背負い込んでいることが今回の事故で明らかにもなった。

しかし、これだけの出来事もいつか忘れられるであろう。そして、忘れないと先に進めないというジレンマがある。

そうした脆弱さを持つ人間として、私たちにできることは、「非現実的な夢想家」になるということかもしれない。

被災地で一番欲しいものは、食べ物でも、住宅でも、仕事でもなく、将来をイメージできる姿だという。

そう考えると、家族で笑いながら夕食を食べられるような生活を理想とする。

それは、夢物語だろうか。

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