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2011年6月 1日 (水曜日)

竹光侍

瀬能宗一郎は、自らの中に闇を持つ。

しかし、その容貌、仕草は対象的に寝ぼけている。

そのコントラストがこの漫画の真骨頂か。

江戸時代は、この時代と通じている。考えれば数百年前の話である。昔と言えば昔だが、想像できない程遠い昔ではない。

それに、現代問題となっていることは、殆どこの時代でも起きていると考えていい。

人間にとっての悩みはそれほど変わっていないんだろう。

ただ、大きな違いは、人が死ぬことでは変わりがないが、江戸時代には、死が生活の一部として認知されている(と感じる)。

江戸時代には刀で切られる死ぬ、餓死する人は多いかもしれないが、交通事故で死ぬ、事故で死ぬ、自殺する人は少ないだろう。

戦いだって、戦争に比べれば、その数は少ないと思われる。

それでいて、死は身近に感じる。

だいたい首を取って、さらしておくというのは、どんなものだろうか?

それを、市民が承知しているという所に、死に対する認識の違いを感じる。

だからだろうか、人々が生き生きしている。

そんなものだろう。

それにしても絵がいい。

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