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2011年4月27日 (水曜日)

移動の途中

「いいかい、すべての物体は移動の途中にあるんだ」(海辺のカフカ)

私たちは、物事を原因と結果で捉える。

しかし、お化けが出てきたとしても、それは、移動の途中にある。

どうして現れるかということばかり考えていると、その意味を見失ってしまう。

かれは、トイレに行く途中であったのかもしれない。

また、それを見た僕もまた、途中にある。

転んでしまったら立ち直るべきなのか。

転んだことも、移動の途中であると考えると、その意味は違ってくる。

そのことを仏教では無常という。

物体は、一つのところに留まることはない。たえず変化していると捉える。

絶えず変化し続けている場合、それを良いとか悪いとか評価することはできない。それは、変化の途中であり、今あることを味あうしかできない。

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