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2010年11月 2日 (火曜日)

気分を大事に

マザーウォーター

京都の街で繰り広げられる物語。

しかし、何にも起こらないし、だれも傷つかない。

まるで、別役実の芝居のように、一見不条理に思える会話が続く。

彼女はどうしてここに来たのか?彼は、なぜ子どもの世話をしているのか?一切の説明はなく、豆腐屋の店先に座り豆腐に醤油をかけて食べ続ける登場人物たち。

その豆腐がうまそうだ。

物語がない訳ではない。物語は、映画の中の一人一人に起こっている。ただ、それを説明しないだけだ。見ているものは、映画の中の物語ではなく、自分の世界の物語を勝手につなぎ合わせる。

そう、「かってにおやんなさい」というセリフが、それを言い表している。

京都の鴨川の路地を曲がると、こんな勝手に生きている人たちのお店があるのだろう。

さあ、ウィスキーでも飲みに行きましょうか。

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