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2010年4月12日 (月曜日)

何かがきっと待っている

丸い地球の水平線には何かがきっと待っていると信じていた。

信じるとは、信じられないような時に、それでもそれが来ることを期待する時に使う言葉だと思う。

ひょうたん島は、そんな、信じられないような人形達の活躍が、少年の目には、現実以上の現実感を持って迫ってきた。

何しろ、「疑ってみる」ことを教えてくれる。それも、大人が。

正しいことではなく、何が正しいのかを、冒険を通じて子どもたちに語りかけたかったのだろうか。

井上ひさしさん自身、カソリックの養護施設で過ごした経験を持ち、何度も何度も失敗を繰り返す人生を送っている。

サンデー先生が子どもたちに「勉強なさい」とうたう。

それに答えるように子どもたちも疑問を投げかける。

「なんのために? 偉くなるため、お金持ちになるため」と。

すると先生が「人間になるため」よ、と答える。

ああ、こんな島が日本のどこかにあるんだろうと信じていた。

去年、岩手の海岸を車で走っていたら、「ひょうたん島」が見えてきた。その時は、思わず口ずさんでいた。もちろん大好きな、「マジョリカのうた」をね。

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