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2010年1月 5日 (火曜日)

補完

レインの「自己と他者」を読んでいる。

正月は、秩父の暗い喫茶店で一日本を読んでいた。どれ程暗いかというと、まず、営業しているのかどうか、表からは分からない。それに、店が喫茶店かどうかもはっきりしない。

街の中にひっそりと立っている古ぼけた家があると想像してください。そして、ガラス窓の向こうに薄明かりが見えます。その明かりで「開いている」と判断します。

店に入る前にすることがあります。その店はコーヒーしか出さないので、甘いお菓子を持参します。弁当を食べても怒らないだろうと思います。きっと。

当日、先客にチョコレートを「食べますか」と差し入れたら、「あっ、もう食べてます」と、美味しそうなケーキを食べていた。

店には主人がいます。

椅子とテーブルの配置は、25年前と同じです。どこかの山から切り出したようなテーブルがあります。小さな椅子があります。テーブルには小さなランプが置かれています。

開いている椅子に座ります。しかし、マスターは来ません。コーヒーを淹れているからです。コーヒーを淹れているときにはジャマされたくないのです。

5分ほど過ぎて、背中に気配がすると背の高いマスターがぬっと立っています。「マンデリン」を注文します。

ここから何時間いてもいいのです。

パソコンを持ち込み、GTAの本を読みながらバッテリーがなくなるまでキーを叩きました。

途中、「クラシックブレンド」を注文しました。

お代わりを含めて720円でした。

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