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2009年11月 9日 (月曜日)

施設案内

福祉施設を案内してもらうことがある。

案内とは、そこでどのようなサービスを行っているかを紹介することだと思っている人が多いが、本当にそうだろうか。

案内する人(施設の人)は、見学に来る人は皆、施設の全てを知りたがっていると思っているようであるが、そんなことはない。

ちなみに、「何が見たいですか?」「どこが見たいですか」と聞いてください。

そして、「その、どんなところを詳しく見たい(知りたい)ですか?」と。

そうすると、初めて来た人にとって「よく分からない」と答えるだろう。

つまり、見る前に(見せる前に)話をよく聴く必要がある。人は、興味がある、関心があるところを見る(見せる)場合に、満足度が高くなる。

だから、

話を十分に聞いた後では、見学しなくてもよくなるかもしれない。

話に聞いたことを見学で確認することができるかもしれない。

壁にある「あれ」は、実は「あれ」なんですと云われれば、壁をさわり、「やっぱりあれは凄いですね」となる。

つまり、見学はおまけである。

おまけでない見学は、自由に散策できる場合だけだと思う。

自分が見たいもの、興味がある所を見る。これは、美術館で作品を見るようなものだ。

見学で「良かったです」と言われる時は、見学したことではなく、案内の仕方や接客態度が「良かった」と云っている。

見学者には、見て欲しいポイント、つまりビューポイントだけでも事前に説明するといい。できたら、作品の紹介パンフレットを作ることをお勧めしたい。

そうでなければ、話をもっと聞いて欲しい。

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