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2009年10月29日 (木曜日)

迷い込む

ICUの森で迷子になる.

木曜日は,死生学,生と死のカウンセリングなど,生きることと死ぬことを学ぶ授業が立て続けにある.

そこに,迷子が重なる.

「死を迎える前に死を経験すれば,もはや死ぬことはない」そんな状態である.

迷子とは自分が立っている場所が分からなくなる状態.立っていることは分かっていても,そこがどこなのか,どこに向かって進んでいるのか,混乱する.

若い頃は,「自分が死ぬなんて」考えられなかった,しかし,いまでは「自分が生きていることが」信じられない.

生きているだけでありがたい.

道があり,それがどこかに繋がっている.

右に右に歩いていけば元居た場所に戻れるはずである.そう信じて歩き続ける.

そこが天国でも,そうでなくても,歩くことしか出来ない僕には,他にすることはない.

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