« メンテナンス | トップページ | 創造 »

2009年8月25日 (火曜日)

その笑い声が好きです

友子さん(仮名*若い名前にしました)の笑い声は、どこかハスキーだ。

笑っているようで、少しだけ悲しみが隠れている。

今日も、電話をしながら笑い、それでいて声が寂しそうだった。

友子さんは、話をしている人を覚えていない。

覚えているのは、30年前、40年前に仕事をしていた友人や同僚のことだ。

だから、僕は同僚の小林さん。

「小林さん、最近すこし太ったわね」と、会うたびに云う。

そう云われると、そんな感じがしてくる。

「小林さん、今日の仕事は上手くいったの。契約取れなかったでしょ。だめね」

そういわれると、上手くいかなかったような気になる。

「小林さん。早く結婚しないといけないわよ」

そういわれると、結婚しようかと思う。

ぼくは、友子さんの笑い声が好きだ。

だから、何とか笑わせようと冗談をいう。

すると、

「小林さんは、相変わらず冗談ばかりなんだから」という。

そういわれると、30年も冗談ばかり云っているような気がする。

|

« メンテナンス | トップページ | 創造 »

成年後見」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« メンテナンス | トップページ | 創造 »