« | トップページ | お粥 »

2009年5月 4日 (月曜日)

ずっと夢を見させてくれてありがとう

清志朗のイマジンを聞いている。

中学生の時、「僕の好きな先生」を歌っていた。

美術の先生が好きで、よく美術室に行った。

美術室は、勉強が嫌いな生徒のたまり場だった。何もせずに油絵の具の匂いをかいでボーとしていた。

美術の先生はいつも汚れた洋服を着て、やる気のない顔で煙草を吸っていた。

先生の家にも遊びに行った。

押入れに入っているキャンバスには裸婦が描かれ、先生が席を外したときにそっと覗いた。

ジュースを飲みながら裸婦を見ることはいけないことのような気がしたので、先生に見せて欲しいとは云えず、黙っていると、先生も黙っていた。

2人で黙ってジュースを飲んで、しばらくして、とつぜん「さよなら」を云って帰ってきた。

デイドリーム・ビリバーを聞いている。

30を過ぎて、タイの農村に行った。

言葉が通じず、仕事もなく、熱く、滅入っていた。

高床式の床に寝そべり、木の冷たさを肌に感じ、この歌を歌った。

歌っていても、いいことは何もおこらないことは分かっていた。それでも心のバランスを保つには薬になった。

2008年2月10日武道館に行った。

会場のモニターに映し出される清志朗の優しいまなざし。

闘病生活から復活したことを歌で伝えようとしているが、彼の優しいまなざしだけで胸が一杯になる。

それから、僕の心は君の歌で満たされている。

|

« | トップページ | お粥 »

あいまいの知」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/160222/44896574

この記事へのトラックバック一覧です: ずっと夢を見させてくれてありがとう:

« | トップページ | お粥 »