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2009年5月 9日 (土曜日)

独り言

今日は独り言を沢山聞いた。

駅前でティーシューを配っていた。

目の前を歩く同年代の女性が、差し出されたティシューを右手で掴んだ。次の瞬間。

「右手で持ったら、左手に持ち替え。左のポケットが空いているからこっちに入れますよ」

と独り言。

えっ。それは、誰かに話しかけているようで不思議な気分がした。

車を駐車場に入れ、カードを取ろうと機械の前に進んだ時。

機会には紙が貼られていた。

同年輩の女性が紙を見ずに、サービス券を入れようとするが入らない。

紙には「現在故障中」と書かれている。

僕が、「機会が壊れているようですよ。現金で払わないといけないかもしれませんね」と教えてあげるが。

次の瞬間。

「えっ。困るじゃない。あの人が大丈夫だって言ったんだから」と怒っている。

僕に話しているのかと思ったら。機会に向って一人で喋って、再びカードを入れようとしている。

時間が掛かりそうだったので、その場を離れる。

お昼。

スーパーで弁当を選んでいた。安く美味しそうなお弁当が並んでいる。

そこに、同年輩の女性がやってきた。

次の瞬間。

「どれにする?」と。

僕に聞いているのかと思い顔を見るが、そうじゃない様子。

続いて、「500円が魅力なのよね」という。

やっぱり、僕に言っているのかと思い顔を見るが、また、違う。

「迷っちゃうから、後で選ぼうっと」と、左手を頬に当てて行ってしまう。

みんな僕をからかおうとしているのかと思うほど、独り言がうまい。

こういう人が長生きするんだろうと思う。

僕も早く、ティシューや機会や弁当に話しかけられるようになりたい。

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