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2009年5月11日 (月曜日)

クライエントとの距離

ロジャーズの自伝を読んでいる。

クライエントという言葉を遣い、その力を信じていたロジャーズだったが、一番信じて欲しかったのは自分の可能性だったようだ。

厳格な家庭で育ったことが彼の人生に与えた影響は大きかった。

家庭や親の影響により人との距離の取り方が違ってくると思う。

特に、困難な関係であった人と和解したり、その人が近寄ってきたりすると、距離感を掴めず揺らいでしまう。

今日も、クライエントから依頼の電話があった。

電話を掛けること自体勇気のいる仕事だということを知っているので驚いた。依頼内容は大きなことではない。すぐにでもできることであり、誰がしてもいいようなことだった。

クライエントは云う、「すぐに来て欲しい」と。

さてどうしよう?

厳格でない家庭で育った僕にとって親との距離の取り方はそれはそれで結構難しい。

それに期待を受けて育ってこなかった子どもの特性として、深い関係を結ぶことができない。用がなければ親にも会いにいかない。

先日、クライエントの関係者に電話をした。

他人だから冷静に話せることもあり、家庭内の関係調整をすることがある。

何年、何十年という時間が流れていたりする。

大きな溝があり、近づくことさえできない場合もある。

それでも、距離がどんなに遠くてもたどり着けないことはない。また、どんなに近づいても0より近づくことはできない。

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