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2009年4月21日 (火曜日)

風のセ-ルスマン

セールスマンは、大きな鞄を持っているのに売るための商品を何も持っていない。

何も売るものを持っていないのにセールスマンは、自分をセールスマンだという。彼が、そう云うのだからセールスマンなんだろう。

セールスマンは、電信柱のある風景の中で生きている。そこが彼の活躍の場であり、そこからは一歩も離れられない。

そこに登場したときがセールスマンとなり、悲劇のヒロインとなる。

彼が語る物語は、それがどんな物語でもホントウのことだ。

彼は、実存としての私を作るために物語る。

彼の語りは、出来事を忘れることからはじまっているように、するするとでてこない。でてこないことでよりリアルな世界を感じる。

彼自身が老人としての世界をさまよっているようである。

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