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2009年1月27日 (火曜日)

身体拘束

昨年、身体拘束廃止への取り組みの話をした。

そしたら、今日、被後見人の身体拘束の同意書に関する依頼があった。

病院や施設では、身体拘束の同意書を取りたがる。

取りたがるのには、理由がある。

国は、身体拘束廃止の取り組みをしている一方で、身体拘束を行う場合の条件を定め、そこに、家族などの同意書を上げている。

実際は、緊急止むを得ない場合であり、生命に危険な場合であり、さらに、一時的であるというかなり条件を定めている。

それにも関らず、同意書があれば「大丈夫」的な取り組みが進んでいる。

困ったことだ。

さらに、同意とは「同意権」がある場合に行われるものであり、家族は当然のように同意権を有する訳ではない。

まして、身体拘束(逮捕・監禁罪が適用されるような行為)に関して、他人が同意権を行使できると考えるほうがおかしい。

当然、成年後見人の業務ではないと考える。

じゃあどうするんですか?

とすぐに聞く人がいる。

それは、あなたが考えることでしょうと答えておきましょう。

結果、どうなったかといえば。

同意書にサインせず。また、当面様子を見てから考えましょうと先送りにすることになりました。

何の成果もないかというと、そうでもない。

そんなことを繰り返しているうちに、いい知恵が浮かんでくると思っています。

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