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2008年11月28日 (金曜日)

クリスマス

その男は教会の一番奥に吊るされている。

しかも、苦しそうな顔をして。

頭には茨が。

横腹には、槍の刺さった跡があり、血まで流れている。

どうも、死んでいるらしい。

その男の誕生を祝う日がクリスマスである。

その男の死に様を想像したら、笑顔ではいられない。

しかも、人間を救うために死んだと聞いては、こころ落ち着かない。

クリスマスと聞くと、教会に吊るされている男の苦しそうな顔を思い出す。

その男は、死ぬために生まれてきたのであり、生誕より、復活に意味がある。

緒方拳の出ている風のガーデンを見ている。

緒方さんは死ぬことを知りながらどんな気持ちで演技をしていたのだろうかと思う。

しかし、よく考えれば、僕自身も死ぬことを知りながら今を生きている。

明日からはじまるアドベントは、そんな人間の死の意味を考える4週間だと思っている。

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