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2008年11月 6日 (木曜日)

偏る国

勝男さん(仮名)の担当者会議。

担当者会議において大切なことは本人の気持ちであり、希望の確認。

本人の気持ちを確認する手段は、本人の意思を確認すること。しかし、本人が明確に意思を表示できないときにはどうするか?

そのことを、来月話をすることになり、現在準備中である。

本人が意思を表示できないということは、二つの意味がある。

本人に意思がない場合と、本人の意思を確認する人が理解できない場合だ。

本人に意思がないとは考え難い。ミンデルによると、昏睡状態の人であっても生きる意志を持っており、世界とコンタクトしているという。

もう一つは、確認する側の能力の問題である。

普通は、こちら側には問題がなく、本人側に意思表示の問題があるとしているが、どうも、こちら側の問題が大きそうだ。

コミュニケーションは、ノンバーバルの部分が大きいということは言われるようになっているが、意思表示においては、バーバルで確認することが一般的と信じられている。

信じられていることは、疑う余地があるということだ。

先日、認知症で高齢期精神症を合併していると云われているクライアントの側で、アセスメントを試みた。

その結果は、今度話そうと思っている。

話は戻る。

勝男さんの気持ちを確認する方法として、今までどのように生きてきたかを考えることが一番だと思っている。

そうすると、正月も家でのんびりとしたいということは分かる(たぶん)。

しかし、問題は、勝男さんの生活を支えるヘルパーを確保することが難しいということだ。これでは、どんなにいい、アセスメントを行っても、資源と手段がないようなものだ。

一方で仕事がなく、もう一方で人が集まらないという、全く変な状況になってしまった。

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