アセスメント(手話)
一日手話通訳の人に通訳をお願いして聞き取りを行った。
30年前に1年間手話を習ったことがあるが、殆ど覚えていない。
手話でのコミュニケーションを間近に見ていると、抽象的な概念を伝えることが難しそうに感じたが、実際は、僕の頭が固まっていることに気づいた。
手話を操る人と、僕の頭は違う動きをする。目で見て、言語かするのではなく、始めからイメージを具体化することができる能力を持っている人たちだと感じる。
コミュニケーションの90%は非言語的なメッセージだという。それを、言葉に置き換える作業をすることによって、抽象的な概念をつかむ。彼らは、はじめから抽象的なニュアンスを指・手の動きで表現できるとすれば、そままま自分の気持ちの機微を伝えることができる。
では、どうしたら、彼ら彼女らの世界が見えるのだろう。
通訳の人に聞いてみたら、私は、「彼らの側から考える」ようにしているといった。
彼らの側とは、彼らの世界に入ることで、その世界で考えることができればコミュニケーションは上達する。
これは、外国語を習うことや、宇宙人と話をする際にも有効だろう。
宇宙人と話す機会は少ないが、認知症の人のアセスメントをする事はある。
認知症の人のアセスメントは、認知症の人の世界から、こちらの世界を見ることにより可能になる。
実際に、手話を操る人の手の動きではなく、その人に注目して話を聞くようにすると、「はい、いいえ」の向こう側の、気持ちが見えるような気がした。
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コメント
この記事を拝読してからろうで認知症の方とお話したら(私は手話がわかりません)、いつもより少し彼女の世界に入れた気がしました。
投稿: おがわ | 2009年1月29日 (木曜日) 17:58