飛行機が小さい



調布飛行場にある、洒落たお店に飛子さん(仮名)と出かけた。
飛子さんは、この1年で大きくなり、車に乗せるのが大変だった。カフェに着くと、窓側の席をとり、飛行機を見ながらシフォンケーキを食べた。
飛子さんは、クルームをケーキに塗り、あっと言うも間に平らげ、今度は、お寿司を食べに連れて行ってという。
食べ終わると、飛行機を見る余裕ができたのか、じっくりと見つめ、「なんだか小さいね」という。
「きっと、飛子さんが大きくなったからだろう」というと、「そんなことはない、私は小さくて可愛いの」と、強く主張する。
そして、「もう食べるものもないし、飛行機にも乗れないのなら帰ろう」という。
僕が、トイレから帰ると、隣りの席のおばあさんと仲良くなり、今度来るときには、一緒に飛行機にのる約束をしている。
飛子さんを車に乗せると、「やっぱり、お寿司の方がいいね。いつ連れて行ってくれるんだい」と、小さな瞳が輝いた。
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