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2008年10月16日 (木曜日)

素直でないとは、なんて素直なんだろう

素直な子はいい子だろうか?

素直でない子は悪い子だろうか?

両方ともいい子だろう。

素直とは、自分に対する気持ちをいう。しかし、素直であることは、子ども育てる親や社会、地域、政府にとって、とても扱いやすいことだ。

だから、素直な子どもに育てようとする。

それが上手くいっているように見えることもある。

大人にとって扱いやすく、素直で、挨拶もしっかりしている子どもを見ると、「なんて素直に育てたんだろう」と感じる。

その時、子ども自身は「素直」と感じているだろうか。もしかしたら、「順応しているだけ」なのかもしれない。

家庭や社会という大きな力を持っている空間で、「素直」に生きることは難しい。むしろ、迎合したり、諦めたり、丸め込まれたり、相手に合わせることを学ぶ。

相手の力が強ければ強いほど、子どもは従順になる。それしか生きる道がないと感じているからだ。

僕自身は、自分に「素直」だった。だから、子どもとして、全ての事柄に「何でだろう」と疑問を持ち、誰に対しても解決の出ない答えを求めた。

すると、相手は、「なんて素直でない、扱い難い子ども」なんだ、と感じた。

こんなに素直な子どもなのに。

世の中には、矛盾があり、どうしたやいいかわからないことばかりである。そんな世の中に生きていて、素直になることとは、どんなことだろう。

社会(親)に対して素直になるのではなく、自分に素直に生きることができるとき、子ども達は、荒れる。

大人だって、荒れたいのだ。

もっと、大きな声を出したいと思っている。

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コメント

世の中で弱い立場にある、さまざまな障がいをかかえた人たちが集まっている就労継続支援B型の施設で働いている。今日もいろいろドラマがあった。帰り道は鼻唄も歌わず『まったくもー。いいかげんにしてよ!言いたいことばっかり言わないでちょうだい。ばっかやろー!』と心の中で叫びながら、ママチャリで家までぶっ飛ばした。利用者さんより私が素直すぎて手におえないと、先輩支援員はいつも言っている。

投稿: midori | 2008年10月16日 (木曜日) 21:39

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