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2008年6月14日 (土曜日)

そのままでいることを考える

援助や支援は、課題や問題を解決することを目標とする。

一方、そのままでいることは、課題や問題を積極的には解決しようとはしない。

諦めている訳ではない。

現状を肯定しながら、今の状況の意味を考えている。

この困った状況は、長い時間を掛けてやってきた。やってきたのには、それなりに意味があり、僕に何かをさせようとしている。

その何かが分からないのに、この状態を変えてしまっていいのか?

それなら、そのままにして、そこに置いておこう。

嫌なもの、悪いもの、攻撃してくるものをそのまま置いておくことは、なかなか勇気がいる。早く処分したい、やっつけたい、解決したい。その方がどれがけ心と身体にいいか分かっている。

しかし、どこかに追いやった所で、敵の目的が分からなければ、この次はもっと大きくなって現われるだろう。

負の連鎖、ゲーム、2度あることは、同じような出来事を何度も繰り返す。

それは、繰り返したくないことである場合が多い。あんなに嫌な思いをしたのにも関わらずまた、同じことをしている。

気がつけば、これは以前の繰り返しだ、と気づくとこもある。

どこかで見た景色だったりする。

たとえば、

イメージワークで自分の感情を形にする。

それを、そのまま見るには、かなりの精神力が必要だ。

僕らは感情をコントロールできると思い、理想のイメージに変えてしまうが、それもすぐに気に入らなくなり、次へ、次へと。

そして、どこかで見た、どこかで感じたような、前と同じ気分を再び味わうことになる。

だから、今度は、その感情をそのまま味わい、自分の変化する姿を黙って見つめたい。

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コメント

春日武彦「「治らない」時代の医療者心得帳」で、中腰力が援助者の実力のひとつという下りがあります。なかなか楽しい本でした。

投稿: kaseichan | 2008年6月27日 (金曜日) 00:53

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