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2008年5月13日 (火曜日)

げげげの人

「げげげの女房」に続いて、「げげげの子ども」の本を読んだ。

女房の方が苦労を共にしているだけあって、話が生々しかった。

それにしても、げげげのオジサンは変な人だ。いや、妖怪かもしれない。

昔は、そんな妖怪のようなおじさんや、おばさんはあちこちにいた。世の中が混沌としている時代だったからだろうか、それとも、時間がゆっくり流れていたのか。

時間と時間の狭間に住んでいるので、早足で歩くと見えないのだろうと思う。きっと。

げげげのおじさんの奥さんは、いい人だ。それにおじさんのことが本当に好きなんだということが分かる。こんなに好かれるおじさんが羨ましい。しかし、おじさんは、それだけの苦労をしているから納得ができる。

人間は妖怪を怖がる。

妖怪の方では人間が一番怖いという。

妖怪の国は自然の中にある。

人間は、その自然を破壊しながら、それでいて、スローライフとか、エコとか、地球に優しくなんていっている。

お面は被っていないが、妖怪より恐ろしい面をしていると、げげげのおじさんも思っているだろう。

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