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2008年5月19日 (月曜日)

電車の中で鞄を広げる人について

混雑した電車の中で、大きなカバンを床に置いている人がいた。

当然、近くの人が注意をした。

すると、注意するのが不当な様子で、相手を睨みつける。

そして「頭にくるぜ」大きな声を出す。

その場の雰囲気は悪くなり、重たい空気が流れる。

鞄男は、意地になり鞄を放置し、文句があるなら言ってみろという雰囲気を出している。

電車の扉が開く。鞄男の周りには、バリアが張られ、だれも近づけない雰囲気が漂い、よけるように電車に乗り込む乗客。

この場を作り出しているのは、鞄男であり、鞄男を放置しているのは乗客である。

鞄男は、誰かに注意されたい。誰かにかまってほしいと思っている。その罠にはまるために餌をまいている。

その餌が床に置かれた大きな鞄だ。鞄の横には丁寧にバインダーが引っ掛かりやすいように置かれるという準備までして。

そこにいる乗客は、「無視」するという、鞄男にとって一番嫌な方法をとる。

するとどうなるか?

鞄男はさらに、餌をまき始める。

最後まで見届けぬまま、電車を下りなければならず残念だった。

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