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2008年2月16日 (土曜日)

暗い部屋の中では手探りで動き回るしかできない

村上春樹を読んでいると暗くなる。

なんとなく憂鬱だと感じていたら、同じような人がいた。

定期的に送っていただく施設の通信を読んでいたら、僕と同じ病気の人がいた。その人は、自分を「これでいいのか病」と名づけていた。

その病気は、「人に優しくなれず、じっくり余裕をもって話を聞けなくなる。いつもなら聞き流せることでもすぐにムッとなり、きつい調子で言ってしまう。さらに、相手を責めてしまう」

その病気なら僕は重症だ。

さらに、最近は涙もろくなり、「あっ、くる」と思ったら、涙が出ている。

どうしてそうなるのか分からない。

どうしてこんな人間なのかが分からないように、自分の感情の動きが分からなく事がある。

彼の人は、初心に帰ろうと宣言している。

その前が「いい人」だったから初心に帰ることもできるが、もともと「自分勝手」の僕はどうしたらいいのだろうか。

きれいな初心がない。

いつも灰色である。

今読んでいる小説では、

真っ暗な部屋の中で、ただ黙って時間の過ぎることを待つ主人公が登場する。

彼は云う。

「ぼくはいったい何をしているんだろう」と。

そうだよね。

はじまから何もないんだから、何かすればいいのかもしれない。

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