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2007年12月28日 (金曜日)

ヤシの木

クリスマスが過ぎてもツリーが出ている。

購読料を送ってもらったミド君に喜んでもらえるような物語を書こうと悩んでいる。

しかし、電飾がチカチカするばかりで、何も浮かんでこない。

ブットさんか暗殺された今日、お昼に入ったベトナムレストランでは、着飾った人たちが食事をしていた。

新聞を読むときに、最近、新聞を身体から離している自分に気づく。

目がいいと思っていたのに、老眼だろうか。

 

老人ホームに行ったら、五郎さんが寝ていた。

耳元で、「私のラバさん・・」とささやくと、「酋長の娘」と合図が返ってきた。

何か欲しいものはありませんか?と何度も、なんども聞いたら、

突然目が輝いて、「なんよう」と言った。

それは、南洋のことだろう。

ベッドの横には、絵手紙が置いてある。味がある絵だったので写真に収める。

すると、五郎さんが、「寒いから早く帰りなさい」と、まじめな顔でいい、布団にもぐりこんだ。

五郎さんの形になった布団が山のように盛り上がり、ゆっくりと揺れはじめた。

まるで南洋のヤシの木のように。

もう、南洋の夢を見ているのだろうか。

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