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2007年12月27日 (木曜日)

カネゴンの嘆き

家に帰るとカネゴンが待っている。

カネゴンは、何時も腹をすかしている。

「お腹すいちゃったよ~もう動けないんだ」と嘆く。

カネゴンが生れた時代には、いつも腹が空いていた。甘いものが欲しくて、味の素を舐めた。三ツ星レストランはなかったが、家で作るカレーライスは、どこの店より美味しかった。

そう、美味しい店で食事をするより、お腹が空いているかどうかが、ものの「うまさ」に関係すると思う。

腹が空いていないと「おいしさ」は味わえない。

昨日の新聞の写真にアジアの青年の足が沢山写っていた。細い足には無駄なものが付いていない美しさがあった。重たい木材を持つ彼らの足は、それを持つために必要な太さと丈夫さだけ、無駄がない。

カネゴンに食べ物を上げると、目を点滅させて、「エヘヘ」と喜ぶ。しかし、すぐに「おなか空いたよ~」と嘆く。

カネゴンは満腹を知らない。食べれば食べるほど、腹が空く。

まるで、今の日本や世界の状況を象徴しているようだ。

ちなみにカネゴンの本名。つまり、人間だった時の名前は、加根田金男です。

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