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2007年11月10日 (土曜日)

中学2年

この仕事をしていると色々な年齢の人と話をする。
100歳の人と話をすることもあれば、3歳の子と一緒にご飯を食べることもある。
その中でも、中学生と話をすることが楽しい。

中学生と話をする機会というのは余りない。なぜなら、彼ら彼女らは、余り大人と話をしない。
大人と一番遠い存在が中学2年生じゃないだろうか。

僕が中学2年生のとき、何を考えていたか、今では、何も想いだせない。
ただ、知らない大人と話をした事は一度だってなかったことは確かだ。
ひたすら自分だけの世界に閉じこもっていた。

先日インタビューした中学2年生は、ひたすら紙に向かって鉛筆をぶつけていた。時々ペンを回してね。

鉛筆という筆記具はたいしたもんだと思う。ボールペンでは、あんなに力を込めて紙に向かえないだろう。自分の存在を訴えることができるのは、鉛筆に限る。鉛筆万歳。

僕が中学生のとき、40歳までしか生きられないだろうと思っていた。
すでに、40を越えている現在、中学生にとって未知数の世界に突入している。

だから、中学2年の少年が僕を見る目は、宇宙人を見るような目だ。

あの頃の大人になったのに、やっていることが、30年前とちっとも変わらないのはどうしてだろう。
大人になるのは簡単だが、大人を生きるのなかなか難しい。
そういえば、妖怪人間ベムは「早く人間になりたい」と言っていたが、彼はもしかすると、大人になれないままの子どもなのだろうか?

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コメント

E.T.とエリオットが仲良しになったように、私は宇宙人と仲良くしているつもり。今朝も中3の少年二人と数学と英語の勉強をし、おしゃべりした。私は彼らに好かれていると信じている。中学生のころの私はみんなに嫌われていると思って登校拒否をし、ふてくされていた。不良少年と言われる子からどんな悪さをしたか報告されても誰にも相談できなかった。勉強なんかしなかった。朝3時まで深夜放送を聞いていた。志望高校に入れなかった。こんな私なのに宇宙人は慕ってくれる。だから、一生懸命彼らの悩みを聞いてあげる。自分の娘にももっとやさしく接してあげたらよかったと後悔しながら。

投稿: midori | 2007年11月10日 (土曜日) 21:48

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