ハマダさん
ハマダさんは、お客が来ると困るという。(映画「メガネ」の話)
映画を見た人に話しかけています。(勝手に)
ハマダさんは民宿を経営しているらしい。
民宿をやっているのにお客がくると困るなんて、困ったオーナーだ。
ハマダさんは、料理とビールにこだわりを持っている。
食材は新鮮で、食べる場所にもこだわる。全く採算を考えない経営をしている。
ハマダさんは、余計なことを聞かない。
ハマダさんも自分のことを話さないし、人がそこに居ても黙って横に座るだけ。それでいて、しっかりお客にコメットメントする技術は凄いものがある。
今日は、「外で食事をしますよ」といい、「私は行きません」という客に、「じゃあ、冷蔵庫に在るものでご自由に」と云って、さっさと出かけてしまう。しかも、冷蔵庫には、立派な鯛?が一匹入っているなんて、冷蔵庫を開けたときの驚きまで考えている。
ハマダさんの一番いいところは、お客が来ると困るといいながら、しっかり予約を取れるようにしているところ。
ハマダさんは、少しだけ寂しいのだろうと思う。
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